ソフトテニスを始めたいならまずはこれを見ろ!

ソフトテニスについて簡単な紹介です。

 

軟式テニスは、ゴム製のボールを使用してネット越しにラケットで打ち合う球技で、ソフトテニスとも呼ばれます。軟式テニスは、明治時代にイギリスから伝来した近代テニス(ローンテニス)を基に、日本独自のゴムボールを使用するテニスとして考案されました。当時、日本の体育界の先駆者であった坪井玄道氏らによって1884年明治17年)、東京高等師範学校(現在の筑波大学)で行われたことが始まりとされています。その後、東京高師や東京高商などの学校間で対抗戦が行われ、早稲田大学や慶応大学なども加わり、人気を博しました。1904年には、日本人が制定したテニスルールの最初のものが作られました。

1955年には日本、韓国、台湾の3カ国によって「アジア軟式庭球連盟」が設立され、アジア選手権が開催されました。1974年には「国際軟式庭球連盟」が創立され、1975年から世界選手権が開催されるようになりました。1985年には、日本で初めて世界選手権が開催されました。現在は、国際ソフトテニス連盟と改称され、世界各国で普及活動を行っています。

軟式テニスは、硬式テニスと同じサイズのコートを使用し、似た形状の道具を使用しますが、ほぼダブルス中心の競技として発展してきました。ラケットの重さやバランスポイント、ガットのテンションなどは、プレースタイルやレベルに合わせて選ぶことが大切です。また、シャフトの本数も1本か2本かで特徴が異なります。

日本では、全日本ソフトテニス連盟が主催する全日本選手権やインターハイなどの大会が盛んに行われています。以上が、軟式テニスについての簡単な紹介です。